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【効率の良いダイエット基礎知識】筋トレとランニングどちらをすべき?

目次

ダイエットにおけるランニングの落とし穴

ダイエットを始めよう!と思ったら多くの人はランニングを取り入れようとします。
王道のダイエットと言えるでしょう。
ですが、ちょっとまってください。
ランニングを続けているのに痩せない。
ジムでエアロビクスプログラムに毎日のように参加しているのに一向に体重が落ちていかない。
そんな悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?

今日はダイエットにおける有酸素運動のメリット、デメリットについてご紹介していきます。
※ランニングを否定するものではありません。

有酸素運動のメリット

運動習慣を身に付ける

健康や体作りにとって運動習慣は非常に大事です。
何かをやり続けるということは本当に大変ですが、その分力になります。
まさに継続は力なりですね。

運動不足解消

ダイエットを始める方の多くは忙しい日常の中で運動不足がちな方も多いかと思います。
運動習慣と重なりますが、適度に運動することで血行を促進し体温を上げることで代謝も促進することができるかもしれません。
健康に良いのは間違いありませんね。
ダイエットには健康も大事ですね。

カロリー消費

ランニングはカロリー消費には非常に優秀です。
効率の良い運動と言えます。
同じ時間内でカロリーを消費するには適した運動と言えます。

有酸素運動のデメリット

メリットだけ見ると良いこと尽くしのように見えるランニングですが、そこに落とし穴があります。
ダイエットにおいてはと言う限定的な話にはなりますがデメリットがあるので紹介していきたいと思います。

体の省エネ化

有酸素運動をするには人間の体には必要最低限の筋肉だけあれば良い。むしろ大きな筋肉は邪魔になってきます。
マラソンのトップランナーをご覧いただければわかるとおもいます。
マッチョな人はいませんよね。
逆に短距離走はどうでしょうか?
ウサインボルト選手などをみてもわかる通りすごい筋肉を持っていますよね。
これは速筋と遅筋が大きく関係しています。
聞いたことはあるかと思いますが、車のエンジンに例えられることが多いです。
速筋は大きなエンジンで馬力も強く早いスピードで走れるけど、その分ガソリンを多く使うスポーツカー。
遅筋は馬力は小さく速いスピードは出ないけど、少ないガソリンで長い距離を走れるエコカー。
燃費が良いか悪いかということですね。
一見燃費が良くて何が悪いんだという気持ちにもなりますが、ダイエットにおいては落とし穴になります。
人類の発展の歴史の中で飢えとの戦いは長かったと言います。
人は不必要なものをそぎ落とすことでエネルギーの無駄遣いを避けてきたのだと言われています。
特にダイエット中の方は食事にも気を配る方が多いと思います。
たくさん走って少ししか食べなければ体が省エネ化するのも当然と言えるかもしれませんね。
これがダイエットにおける落とし穴です。
省エネ化することで燃費が良いわけですから、体脂肪は燃えづらい。
つまり太りやすく痩せづらい体を作ってしまうのです。

筋肉が落ちる

省エネ化でお話した通り、体はいらないものはそぎ落とそうとします。
長い距離をゆっくり走るだけなら大きな筋肉は必要ありません。
なので体はどんどん筋肉を落としていきます。
食事も制限して糖質やタンパク質が足りない状態を作ると尚更筋肉の分解が進んでしまいます。

対策は?

ダイエットにおけるランニングの落とし穴についてお話しました。

では、どうするか?
筋トレです。

無酸素運動と言う方もいるかもしれませんが、有酸素運動に対しての対義語として使っているのかもしれませんね。
ですが、筋トレももちろん酸素をつかいます。
短距離走ももちろん使いますので無酸素運動は正しい言葉とは言えないので注意が必要です。
話がそれましたが、ダイエットには筋トレがおすすめです。

先ほどご紹介した省エネ化の逆を行きたいわけですね。
体に大きなエンジンを載せて、燃費の悪い体、燃えやすい体を作っていこうということです。
そのためには筋肉をたくさんつけたい…筋トレですね。

筋トレはそれ自体を行っている間にカロリーを消費できるかというと、もちろんでできますが、それよりも終わった後、数時間にわたって代謝が高い状態を作ることによって脂肪燃焼効果が期待できます。
アフターバーンやエポックなどと呼ばれるものです。

では、ランニングはダメなのかと言うとそうではありません。
ランニングだけするのは良くないだけです。
効率の良い運動ではあるので、上手に取り入れることでダイエットのスピードは上がっていくでしょう。

筋トレ後に有酸素運動

これまでお話した通り、ランニングをすればするほど長く走るのに適した体になっていきます。
筋肉を分解し、そぎ落とし体を軽くすることで、より少ないエネルギーでより長く走れる体を作ろうとします。
ではどうするか、ランニングの前に筋トレを行いましょう。
筋トレをすることで体は筋肉が必要だと認識します。
この身体はこんなに重たいものを持つんだ、こんなに筋肉に負担をかけるんだと脳に認識させればしっかり筋肉をつけようとします。
なので優先的に筋トレを行っていきましょう。
そしてしっかりと身体が温まったところで有酸素運動にとりくめばいつもよりも体脂肪燃焼に期待できます。
上手に取り入れてみましょう。

とは言え両方は無理

筋トレと有酸素運動、両方やるには時間がないという方も多いと思います。
そんなときは是非筋トレを優先しましょう。
ダイエットにおいてはその方が近道です。
理由はすでに説明した通りですが、筋肉を増やして燃えやすい体を作ることです。
有酸素運動だけを行うと逆効果になりますね。
どうしても有酸素運動も取り入れたい場合も、ジムから歩いて帰る、筋トレ30分、有酸素運動30分にしてみるなど工夫してみましょう。

まとめ

有酸素運動のメリット
・運動習慣
・運動不足解消
・カロリー消費

有酸素運動のデメリット
・体の省エネ化(リバウンドしやすい体を作る)

対策
筋トレを優先して行う

有酸素運動の落とし穴についてご紹介しましたが、冒頭で述べた通り否定するものではありません。
趣味でランニングをなさる方も多くいらっしゃいますし、ランニングで痩せた方も多いと思います。
書いている私自身も良く走っています。
走った後の爽快感が好きです。

あくまでもダイエット効率の話とやめた後のリバウンドの危険性を考慮すると筋トレもしっかり取り入れた方が良いということでした。
ちなみにダイエットのための有酸素運動と言う観点ではランニングに限らず、ウォーキングなども十分効果的です。
一日の活動量としてしっかり歩くことも大事ですね。
一日の平均歩数は男性8000歩、女性7000歩程度と言われています。
冬に雪が多く車社会の北海道は歩かない人も多いはず。
まずは全国平均を目指し意識的に歩く習慣をつけていけると良いですね。

筋トレと有酸素運動を上手に行うことで、皆様の理想的な体作りのヒントになれば幸いです。

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