BLOG

ブログ

楽して痩せたいからってこれはダメ【ダイエットのよくある失敗例】

目次

ダイエットは簡単?

ダイエットを始めようと思ったら何から始めますか?
多くの方は食事改善と運動だと思います。

それ、正解です。

結局、痩せたいならやることはそれだけです。

ですが、楽して痩せたいから人は迷走します。

〇〇だけダイエット、サプリ、絶食、〇〇制限…
どれも良く聞きます。
間違っているとは言いませんが、ほとんどの場合、痩せないか健康を損ないます。

若いから大丈夫と思うと後悔することになるかもしれません。
あなたが10台や20代前半ではなく、もう若くないと思っているならなおさらです。

2か月後のダイエットよりも一生モノの健康を手に入れることを目標にしていきましょう。

今回は世の中にあるダイエットの間違った知識について説明いたします。

食べないダイエット

まず最初に考えられるのは食べないダイエット、絶食です。
人は食べたものでできています。
食べないと栄養が補給されません。
栄養がないと人は代謝をすることもできないのです。
ビタミンやミネラルと水で化学反応をおこすことで代謝がおきます。
食べないということはそれらも摂らないということなので脂肪も糖も代謝されないのです。
もちろん体重は落ちるでしょうが、食べれば戻るでしょう。
脂肪が燃焼したわけではありません。
何より健康が損なわれますよ。

マッサージで痩せる?

痩せません。
正確には体脂肪は減りません。
痩せて見える効果はあります。
それはむくみがとれるからと、姿勢の改善です。
食事の改善と運動を伴わずにマッサージだけを受けて痩せたという人がいたら、痩せて見えているだけです。
体重や体脂肪率は変わっていないはずですよ。
マッサージには体脂肪が減少する要素がないのです。

体質で痩せやすい、痩せづらいがある?

これはあるようです。
研究によると太りやすい、太りづらいという体質を持っている人はいます。
ですが、その人が必ず太る、絶対太らないと言うわけではありません。

痩せやすい体質かどうかを考えてもしょうがないのです。
なぜならやることは一緒だからです。

一部に糖質で太りやすい、脂質で太りやすいなどの体質も存在します。

ですが微々たるもの、結局やることは一緒です。

運動と食事改善。
これにつきます。
もちろんテクニックはありますが、根本は一緒です。

ボディコンテストや階級制スポーツの減量を見ればわかると思います。
方法はいくつかしかありません。
あれが減量の究極の形だと思います。

リバウンド体質?

体質は関係ありません。
どんな人もダイエットをやめて元の太っていた時の生活に戻せば太ります。
時間の差はあっても確実に太ります。
何かが変わらないと体は変わりません。

なぜリバウンドをするか、理由はそれぞれですが、よくあるパターンは無理なダイエットです。
短期間で痩せようとして食事量を極端に減らしてしまうと人間の体は不必要なものから削ろうとします。
まずはできるだけ省エネで過ごそうとします。
内臓の機能も必要最低限におさえるので人によっては体温も下がるし、消化も悪くなるでしょう。
睡眠の質も下がります。
つぎに不必要な筋肉を削ります。
現代社会を生きていくのに過剰な筋肉は必要ありません。
重いものを持ち上げる必要も遠くまで早く走る必要もないからです。
通勤や通学のためにカバンを持って歩き、階段も登る必要はないかもしれません。
そうなると不要と判断した筋肉をどんどん削るのです。

放っておいても削られるのに、カロリーが不足すると更にそれは加速します。
まさに食べないダイエット中の状態です。

どんどん筋肉は落ちていきます。
もちろん体重も落ちます。
一見体も細くなります。
2ヶ月で10㎏の減量もできるかもしれません。
ですが必要なものを削ってしまったのです。

60㎏の人が食べないダイエットの末に2ヶ月で50kgまでダイエットできたとして、その時には大事な筋肉が失われた状態です。
そこから元の食生活に戻り10㎏戻ってしまった場合、スタート地点の60㎏とは質の違う60㎏なのです。
筋肉が減り体重が落ちましたが、増えるときはただ食べただけなので脂肪が増えているのです。
結果体脂肪率が多い60㎏になったはずです。
こうなると成功体験に基づき同じようにダイエットしても、思うようには進みません。
年を取ってなんだか痩せづらくなった、若いときはこれで痩せられたのに…と言うセリフを聞いたことがあるとおもいますが、年齢のせいだけではないのです。

リバウンドは体質ではなく、誤ったダイエット方法が招いているのです。

サウナや半身浴で痩せられる?

痩せられません。
これも体重は落ちます。
ですが一時的にです。

なぜなら水分が汗で出ていっただけだからです。
水分補給したら戻りますよ。

痩せるというのは体脂肪を減らすことです。

サウナや半身浴には様々な良い効果もあります。
痩せないというだけでむくみの改善はできるかもしれません。

ダイエットサプリで痩せられるの?

これは難しいところです。
正直摂るだけで痩せると言うのは難しいと思います。
ですが、運動の際に上手に利用することで脂肪燃焼を促進する効果などは期待できると思います。
食べたものを無しにする夢のサプリなどは個人的には期待できないと思います。

サプリはあくまでも補助食品。
食事で不足する栄養素を補う目的で使いましょう。

2ヶ月で10㎏痩せられる?

痩せられます。
もちろん元々の体重や体組成にもよりますが、結局はカロリー収支です。
体脂肪1㎏あたり7200㎉です。
つまり72000㎉のマイナスを作れば痩せられます。
基礎代謝が1300㎉、そこに運動で300㎉を消費したとして、その他の代謝を含めても消費カロリーは1700㎉程度です。
72000㎉を2ヶ月(60日)で割ると一日に1200㎉のマイナスを作る必要があります。
単純計算で一日に摂れるカロリーは500㎉ということになります。

まともな食事はできないうえに運動も行わなければならず、つらいどころではない2ヶ月を過ごすことになるでしょう。

一つ注意点は痩せるのと体重を落とすのは違うということです。
あくまでも体脂肪を10㎏減らす前提でのお話をしました。

体重を減らすだけであれば、糖質をカットするダイエット方法、ケトジェニックダイエットなどを行うことで体から水分を抜いていけば人によってはもっと楽に体重を減らすことは可能です。

ですが水分が抜けただけだと糖質を摂り始めれば当然、体重は戻ります。

糖質カットにリバウンドが付き物なのは当たり前です。

夜ご飯を抜けば痩せる?

極端な言い方ですが、痩せると思います。
ですがおすすめはしません。

先ほどカロリーの話をしましたが、今の食生活から単純に夜ご飯を除けば摂取カロリーは減ります。
当然体重は減るでしょう。

ですがそれを生活習慣にできますか?
朝晩は今まで通りの量で大丈夫ですか?

しばらくはできたとしてもどこかで食欲が爆発して食べ過ぎてしまい失敗するパターンだと思います。

極端なことはせずに地道にやることをおすすめいたします。

結局どうすれば良いの?

冒頭でお伝えした通り、食事改善と運動です。

何故太ってしまったかを考えてみてください。
運動しないのに食べ過ぎたからではありませんか?
だとしたらその逆を行けば痩せます。

身も蓋もない言い方ですが、そこにはテクニックは存在します。

どんな運動をすれば良いか。
どんな食事にすれば良いか。

様々なテクニックがあるので自分に合ったものを探してみましょう。

まとめ

ダイエットの失敗をいくつかご説明いたしました。

ダイエットは長く付き合うのが大事です。

です。

言葉の定義はわかりませんが、私は
短期集中で痩せるのは減量
長期間にわたって健康をつくるのがダイエット
だと思います。

人によっては体重は増えるかもしれません。

とにかくダイエットの成功は続けることです。
続けられそうもないものは選択しない方が良いでしょう。

目標達成まで続けられれば必ず成功します。

ですがテクニックはあるので自分に合う方法を探して頑張りましょう!

この記事が皆様のボディメイクのお役に立てれば幸いです。

以下の記事も是非ご覧ください。

SHARE

ブログ一覧

ホーム > ブログ > 楽して痩せたいからってこれはダメ【ダイエットのよくある失敗例】