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ボディメイクで陥りやすいミスについてトレーナーが説明します

目次

ボディメイクを始める前に

良い季節になりましたね。
夏本番を前にダイエットやボディメイクを始める方が増えてくると思います。
大変すばらしいと思いますが陥りやすいミスもありますので、いくつか具体例を挙げながらご紹介したいと思います。

目標が高すぎる

目標は大事です。
大事ですが、高すぎて実現するのが難しい目標を掲げると途中で挫折しがちです。
今日から運動を始めるのに「夏までにモデルの〇〇さんみたいになりたい」や「2ヶ月で10kg減量したい」は厳しい目標だと思います。
モデルの〇〇さんは長い年月をかけて今の身体を作ってきているか、とんでもない才能を持って生まれたかのどちらかだと思います。
2ヶ月で10㎏減量は、体重自体は頑張れば減ると思います(現在の状態にもよりますが)が、決して良い結果を招かないと思います。
間違いなく筋肉は激減します。
筋肉が激減した結果、食事を普通に戻したときにリバウンドが起きやすいです。
リバウンドが起きてもまた同じように減量すれば良いと思う方もいらっしゃいますが、次回は筋肉が落ちているので今回と同じようには痩せることはできません。
若い時はもっと簡単に痩せられたのにと思ったことはありませんか?
その原因は年齢だけではなく筋肉量の減少が大きく関係しています。
話がそれましたが、短期間で大幅な減量は良くないので、余程の理由がない場合は止めましょう。

計画が大雑把

目標の話とかぶりますが、最終目標は高くても良いと思います。
ですが前述のとおりモデルの〇〇さんは類まれな才能を持っていることがほとんどです。
その人に憧れてボディメイクを始めるのは良いことですが、同じようにならないからと断食やオバーワークなど無理な努力は禁物です。
プロ野球選手に憧れて練習するのは良いですが、それで無理をしすぎてケガをすると遠回りになります。
頑張ったからと全員がプロ野球選手になれるわけでもないですよね。

それよりは近づけるように実現可能な目標を立てましょう。
具体的には最終目標と共に短期、中期的な目標を立てるのが大事です。

例えば、まずは筋肉量を増やしていきながら体脂肪率を5%減らす、体重は増えても良い。
次の3ヶ月間は体重を3ヶ月で5kg減らす。
見た目の変化を確認しながら次の課題を見つけていく。

などです。

ここで注意点があります。

ネットの情報を鵜吞みにするのはやめましょう(これをブログで言うのはどうかと思いますが笑)
ネットで情報収集するのはもちろん有効です。
ですが情報が溢れていて真逆の事を言っている人もいます。
間違っているのではなく切り口が違う場合もあります。

たとえばダイエットには有酸素運動と言っている人もいれば、有酸素運動はするなと言う人もいるでしょう。
安易に取り入れるのではなく、何故そうなのかを考えながら自分に合う方法を探してみて下さいね。
詳しい人に聞いてみるのも良い方法です。

プロテインに対する誤解

未だにプロテインを飲むと太る、ムキムキになるなどと思っている人がいます。
プロテインはタンパク質です。
もちろん摂りすぎれば太りますが、肉や魚、大豆などに含まれる栄養素です。
筋肉をはじめ体をつくる材料になるので極めて重要な栄養素で、しかも多くの人に不足しがちです。
ムキムキになると思っている方、そんな夢のような薬があれば、誰も筋トレをしなくなります。
ただの栄養補助食品なので安心して飲んでくださいね。
ビタミン剤や亜鉛などのサプリと同じ扱いでOKです。
プロテインに頼りすぎるのではなく、食事で足りない分を補う目的で摂取しましょう。

三大栄養素であるタンパク質、脂質、炭水化物をまずはしっかり摂りましょう。

タンパク質は最低でも体重1㎏あたり1gが目安です。
運動する人はもっと必要です。

脂身の少ない肉を100g食べるとタンパク質を20g程度摂取できます。

体重60kgの人なら一日に300gの肉が必要。
結構大変ですよね。

そんな方はプロテインを上手に利用してみて下さい。

トレーニングをやっただけ筋肉がつくと思っている

最初が肝心です。
やり始めはボーナスステージみたいなもので筋肉はつきやすいです。
この時期を本当に無駄にしてほしくない。

多くの方はダイエット目的で筋トレを始めるのでアンダーカロリーにしがちなのですが、よっぽど体脂肪率が高い状態じゃない限りはまずはオーバーカロリーにして筋肉量を増やすことをおすすめしたいです。

もちろん目的によりますが、あとで筋肉を増やそうと思ったときに遠回りになるかもしれませんよ。

ここで一つ多くの方が勘違いしていることがあります。
筋肉と脂肪の関係です。

運動をやめたら筋肉が脂肪になる、脂肪が多い人の方が筋肉が付きやすいということはありません。
筋肉と脂肪は別物だからです。

筋肉が脂肪に変化したり、逆に脂肪が筋肉に変わったりと言うことは起きませんので勘違いしないようにしましょう。

運動していた人が運動を止めたら、筋肉が落ちて脂肪が付いただけです。

話がそれましたが、筋トレはやればやるほど筋肉がつくわけでもありません。
正しくやるのが大事です。

狙った筋肉に効かせる。
正しい頻度で行う。
しっかり栄養を摂る。
しっかり休養を摂る。
適正な負荷をかける。
など意識すべきポイントが非常にたくさんあります。

やりすぎると逆効果になる場合もありますのでご注意を。

サプリに期待しすぎ

睡眠、栄養、運動が体を作ります。
不足分を補う目的でサプリを摂るのは有効だと書きましたが、期待しすぎてはいけません。
筆者も一時期、サプリでおなかがいっぱいになるほど摂取していたことがありました。

勘違いしないでほしいのは、プロテインのところでも書きましたが、薬ではなく栄養補助食品であると言うことです。
サプリを摂ったからと筋肉が増えるわけでもないし、やせるわけでもありません。

特にこれを飲んだら痩せる、食べた物をなかった事になどは簡単に信用しない方が良いと思います。
そんなものがあるならプロスポーツ選手が減量で苦労することはないでしょう。

サプリで何かを得るのではなく
100の努力を101にしてくれるものだと思いましょう。

その1でも大事にしたい、1にもすがりたいと言う人が摂取すると良いと思います。

大げさに言いましたがまず大事なのはトレーニングで、その効果を少し大きくしてくれるものがサプリだと思っていただけると良いと思います。

後は、一つずつ試しながら増やしていくことをおすすめします。

あれもこれも飲み始めるより2、3ヶ月試してみて効果があったら続けると言うようにすると無駄がないかと思います。

まずは何が不足しているかを把握するところから始めましょう。

有酸素運動に頼りすぎる

ダイエットを始めようと思ったとき多くの方はジョギングから始めると思います。
間違っているとは言いませんが、正解とは言い難いです。

何故なら非効率的だからです。

走るのが好きなら良いですが、嫌いなのに痩せるために走ると言うのであればおすすめできません。

勘違いしないでほしいのは有酸素運動が悪いと言っているわけではありません。
心肺機能強化など良い面もたくさんあります。

それよりもしっかりと筋肉を増やしながら、食事を見直していきましょう。

結局それが近道だと思います。

筋トレにプラスして有酸素運動を取り入れてみるのも良いですね。

まとめ

ダイエットで初心者が陥りやすいミスについてまとめてみました。

目標が高すぎる
計画が大雑把
プロテインに対する誤解
トレーニングをやっただけ筋肉がつくと思っている
サプリに期待しすぎ
有酸素運動に頼りすぎる

皆様のボディメイクのお役に立てれば幸いです。

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